野外

見だしの件につきまして、京都府与謝野町にて野外コウノトリの死亡が確認されました。

参考までに、与謝野町の発表内容を以下に記載します。

1. 死亡した個体
   J0136オス（野生個体「武生」の血を引く個体です）
   平成28年5月1日　保護増殖センターで生まれる
   平成28年7月7日　養父市伊佐地区の放鳥拠点を巣立ち
   平成28年11月5日　綾部市で確認を最後に行方不明となる
   平成29年12月13日　韓国で発見
   令和2年6月　コウノトリの郷公園に飛来を確認
2. 発見日時
   令和3年3月8日(月)　午前10時頃
3. 発見された場所
   与謝野町字上山田にある上山田変電所付近の山林（関西電力の鉄塔下）
4. 発見した人
   与謝野町教育委員会社会教育課職員
5. 経過
   令和3年3月8日
   午前9時頃　町民より与謝野町字上山田の山林でコウノトリのものと思われる白骨と足環が散乱しているとの連絡有り。
   午前10時頃 該当地区内で白骨・羽毛・足環発見、状況確認。白骨・羽毛・足環を収容し焼却予定。
6. その他
   死後数か月経過し白骨化した頭骨・頸椎・腰骨・脚骨の一部と若干の羽毛・両脚の足環が残るのみで死因は推測不可。現地は地区の獣害対策フェンスの山側に位置しており、骨は周辺に散らばっていたことから、何らかの理由で同地で死亡の後、鳥獣に捕食された可能性が高いと思われる。