野外コウノトリ
野外コウノトリ
兵庫県北部の但馬地域には、コウノトリの野生繁殖個体群が日本で最後まで残っていましたが1971年に絶滅し、以後は長い間飼育下で保護増殖の努力が続けられてきました。そのかいあって、コウノトリの再導入が2005年9月24日の5個体のリリース(放鳥)により開始され、2020年までに計74個体が野外に放たれました。2007年には国内の野外では46年ぶりとなるヒナが巣立ち、以後毎年野外繁殖が成功しています。2020年には、野外コウノトリが200羽を超え、国内の各地でコウノトリを見かける機会が増えています。