コウノトリを勉強しよう
コウノトリの郷公園とは?
コウノトリは、コウノトリの保護増殖事業と野生復帰事業の2段階の取組で成功を収めています。
コウノトリの郷公園は2段階目のコウノトリの野生復帰事業のために創られた施設です。
コウノトリ郷公園が開設されるまでの歴史は次の通りです。
昭和40(1965)年:人工飼育を開始(豊岡市野上の「コウノトリ飼育場」(現、保護増殖センター))
46(1971)年:最後の日本の野生コウノトリが死亡(飼育コウノトリは飼育されている)
60(1985)年:ソビエト連邦(ロシア)から野生コウノトリの幼鳥6羽を譲り受ける
平成 元(1989)年:ソビエト連邦(ロシア)から譲り受けた飼育コウノトリがヒナを産む(保護増殖成功)
3(1991)年:郷公園周辺の農業者有志が減農薬・無農薬農業に取組開始(アイガモ農法も)
4(1992)年:コウノトリ野生復帰計画を開始
11(1999)年:コウノトリ野生復帰のための「兵庫県立コウノトリの郷公園」開園
13(2001)年:環境省発足
14(2002)年:祥雲寺地区に「コウノトリの郷営農組合」設立
郷公園周辺農家が環境にやさしい農業実践を開始する
野生コウノトリ「ハチゴロウ」豊岡に飛来
17(2005)年:野外へ飼育コウノトリを試験的に放鳥(試験放鳥)
19(2007)年:豊岡市百合地巣塔で野外コウノトリがヒナを産む(野外繁殖成功)
1 兵庫県立コウノトリの郷公園の仕事
- コウノトリの保護と増殖(コウノトリの飼育)
- コウノトリ野生化への研究(コウノトリの野生復帰)
- コウノトリをシンボルにした人と自然の共生に関する普及と啓発
・小学校・中学校・高校の環境学習(コウノトリの講話・生き物調査・園内ガイド)
・幼稚園・小学校・中学校、一般団体へのオンライン講座・出前講座
「コウノトリ野生復帰と自然環境」「コウノトリってどんな鳥?」
「山陰海岸ジオパークとコウノトリ」「コウノトリ体験学習」
・郷公園イベント
「ガイドウォーク」「特別ガイドウォーク」「飼育コウノトリへの給餌体験」「スタンプラリー」
「コウノトリの巣づくり体験」「砂の世界をのぞく展」
2 兵庫県立大学大学院
- エコロジー分野(生態学) ②ジオロジー分野(地質学) ③ソシオロジー分野(地域振興学)