公立大学法人 兵庫県立大学大学院大学院　地域資源マネジメント研究科

お知らせ

韓国から初めて導入した卵が全てふ化しました！

　令和7年5月28日に韓国のイェサン（禮山）コウノトリ公園から譲り受けた5個の有精卵が全てふ化しました。

　保護増殖センターの孵卵器内で管理をしていた1卵から嘴打ち（※卵の殻を内部から嘴でつつく行動）が確認されたため、飼育ペアに托卵させたところ、5月31日に最初のヒナが誕生しました。残る卵も順次ふ化し、6月6日に5羽目のヒナが誕生しました。今後5羽は、3組の飼育ペアのもとで育雛をしていきます。

　今回の導入の目的は、「飼育下における希少野生動物の遺伝的多様性を増加させ、繁殖を促進することで、生物多様性の保全に貢献するため」です。順調に生育した後には、繁殖適齢期になる4～5年後以降、ペア形成を図る予定です。

　

〔経過および現在の状況〕

○5月31日に1羽ふ化：保護増殖センター第11ケージ ＢＣペアが育雛

○6月2日に2羽ふ化：郷公園ドーム型ケージ Ｗペアが育雛

○6月4日、6日にそれぞれ1羽ふ化：保護増殖センター第5ケージ ＢＧペアが育雛

　

【郷公園ドーム型ケージ内】
【保護増殖センター第11ケージ内】

作成日: 2025年6月10日 | お知らせ
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