お知らせ

　このほど兵庫県庁にて、コウノトリのはく製の展示を開始しましたので、お知らせいたします。

1. 場所

兵庫県庁2号館1階ロビー
※障がい者の就労体験の実践の場として運営されている兵庫県庁食堂「ドリームカフェ」の目の前です。
　　　　

2. 個体情報

J168（メス）足環：右　紫　 左　なし
　通称名：紫（むらさき）
　平成6年（1994年）6月17日に県立コウノトリの郷公園で孵化
　令和元年（2019年）7月12日、腎不全で死亡（25歳）
　　　　

3. 親鳥

「J023」×「J018」
　メス親「J018」は、昭和46年（1971年）に自然界で捕獲され、現在の附属飼育施設コウノトリ保護増殖センターへ移送された野生の血を引くコウノトリ（通称：武生）です。
　「J018」の2羽の子のうち、ペアを形成し、繁殖に成功したのは「J168」だけです。そのため「J168」のペアから孵化したコウノトリは、その後の放鳥や国内外の動物園への譲渡個体に選ばれるなど、コウノトリの遺伝的多様性に大きく貢献しています。

　はく製の展示場所は小学生の県庁見学の集合場所になっている場所なので、一般の来庁者はもちろん、たくさんの小学生にも見ていただける場所となっています。
　お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

はく製の詳細な内容については、「兵庫県庁のはく製」をご覧ください。