公立大学法人 兵庫県立大学大学院大学院 地域資源マネジメント研究科

野外

島根県雲南市でヒナが孵化(推定)しました

本日13日、雲南市大東町地内で営巣しているコウノトリが「エサの吐出し、食べ戻し」を行ったことを島根県雲南市が確認しました。このことについて兵庫県立コウノトリの郷公園は、島根県立三瓶自然館サヒメルと協議し、コウノトリのヒナが孵化した可能性が高いという結論に至りました。なお、巣内のヒナの姿、その数については確認ができておりません。
吐き出しの動画については(公式)兵庫県立コウノトリの郷公園facebookページにおいて公開中です。(提供:島根県雲南市教育委員会)

  1. 親鳥の情報
    J0118オス
    孵化日:2014年6月14日、福井県において放鳥(ハードリリース)、
    愛称:げんきくん
    J0051メス
    孵化推定日:2012年4月6日、兵庫県豊岡市伊豆地区人工巣塔から巣立ち、
    愛称:ポンスニ
  2. 繁殖場所
    雲南市大東町大東下分地内の電柱の頂上(昨年、造巣した電柱と同じ)
  3. これまでの経緯
    2018年2月19日 J0118が電柱で造巣を始める
    2月下旬 J0118とJ0051によるマウンティングを確認
    3月10日  初卵推定
    3月12日  本格抱卵開始推定日
    4月13日  エサの吐出し・食べ戻し確認

【雲南市からのお願い】
コウノトリを見学される際には、周辺住民の皆様のプライバシーに十分ご注意いただいたうえで、巣から150m以上離れた場所から静かに見学していただきますようお願いします。

巣の上で吐き出しを行う親鳥(吐き出しとは巣内のヒナのためにエサを吐き出す行動)

巣の上で吐き出しを行う親鳥(吐き出しとは巣内のヒナのためにエサを吐き出す行動)

(バナー)コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)
(バナー)コウノトリ個体検索(IPPM-OWS運営)
(バナー)足環カタログ
(バナー)コウノトリの郷公園公式Facebookページ
(バナー)ふるさとひょうご寄付金(コウノトリ野生復帰プロジェクト)
(バナー)コウノトリ野生復帰グランドデザイン
(バナー)学術雑誌「野生復帰」
(バナー)コウノトリ飛来・繁殖時の対応パンフレット
(バナー)コウノトリの郷公園パンフレット
(バナー)園長日記(名誉園長ver)
(バナー)兵庫県但馬県民局コウノトリ映像ライブラリー
(バナー)豊岡市立コウノトリ文化館
(バナー)キコニアレター
(バナー)兵庫県博物館協会