公立大学法人 兵庫県立大学大学院大学院 地域資源マネジメント研究科

野外

徳島県鳴門市のコウノトリの孵化(確定)について
写真提供:沖野智美 様 頭を上に上げるヒナ(赤い丸の部分)

写真提供:沖野智美 様
頭を上に上げるヒナ(丸の部分)

このことについて、徳島県から提供された動画を兵庫県立コウノトリの郷公園及びコウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(Inter-institutional Panel on Population Management of the Oriental White Stork、以下「IPPM-OWS」)が確認したところ巣内にヒナ1羽の存在を確認しました。
なお、今回のことにつきまして、当園の山岸哲園長(IPPM-OWS代表)が以下のコメントを発表しました。

  1. 撮影日時 2017年3月23日(木)14時15分
  2. 撮影場所 徳島県鳴門市大麻町
  3. 撮影者 沖野智美(コウノトリ定着推進連絡協議会の調査チームメンバー)
  4. 確認した者 兵庫県立コウノトリの郷公園
    大迫 義人主任研究員(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科准教授)
    船越 稔主任飼育員
  5. 兵庫県立コウノトリの郷公園長・IPPM-OWS代表 山岸哲コメント

    待ちに待ったヒナ誕生!本当におめでとうございます。

    今回のヒナ誕生は、1971年に野生下でコウノトリが姿を消して以来、豊岡盆地とその周辺以外では我が国初となる快挙であり、「全国へ、そして世界へ」を合言葉に野生復帰事業を進めている我々にとっても「繁殖地の拡大」は大きな勇気と励みになるものです。

    折しも今年は酉年。「吉鳥」「瑞鳥」といわれるコウノトリのヒナがきっと徳島県に幸をもたらすことでしょう。

    徳島県、鳴門市をはじめ地元住民、農業関係者等の皆様の様々なこれまでの努力に対して改めて敬意を表しますとともに、ヒナが元気に育ち、巣立ちのときを皆様とともにもう一度祝える時が来ることを心から祈念いたします。その時までどうかもうひと頑張りしてください。

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