お知らせ

　県立コウノトリの郷公園は１９９９年（平成１１年）に開園しました。郷公園は、一度絶滅した特別天然記念物のコウノトリを再びよみがえらせ、人との共存を図ろうとする世界でも類を見ない事業を推進してきました。その間、多くの困難を乗り越えて、豊岡から巣立ったコウノトリが全国へ、そして世界へと羽ばたいており、今では約４００羽の個体が日本の空を舞っています。今回、非公開エリアを特別公開することで野生復帰の取組を、多くのみなさまに知っていただきたいと思います。「郷公園クイズラリー」や「コウノトリの診療所」、「コウノトリ野生復帰の舞台裏」を実施します。また、体験コーナー「砂絵づくり」「ミニレクチャー」も実施します。秋の行楽に、ぜひ郷公園へお越しください。

【日時】１０月２１日（土）・２２日（日）　※ 両日とも9:00〜15:00

【イベント一覧】

☆「郷公園クイズラリー」（受付：総合案内板横　スタンプ台紙配布時間 9:00〜14:30）

　Ａコースは５か所のポイントを回ってクイズに答えたり、スタンプを集めたりします。ゴールでは「缶バッジ」をプレゼントします。Ｂコースの６か所をクリアすれば、「缶バッジ」と「ミニトートバッグ」をプレゼントします。

☆「コウノトリの診療所」（場所：管理・研究棟）

　コウノトリの治療室と手術室を公開します。実際の診療機材（レントゲン、麻酔器など）を見ながら、コウノトリの健康管理・検査・治療などについて獣医師と獣医師補助者の解説を聞くことができます。

☆「コウノトリ野生復帰の舞台裏」（場所：非公開エリア内各所）

　コウノトリの野生復帰を支える飼育活動について、非公開エリアの各所で飼育員が解説をします。

　　○繁殖ケージの個体紹介　○各種ケージの説明　○ふ卵器、エサ調理室見学

　　○『飼育員のこぼれ話』ガイドツアー

　　　・時間　①11:30～12:00　②14:00～14:30（両日とも実施）

　　　・集合場所　非公開エリア入口ゲート（入園口から約800m入ったところです。）

☆体験コーナー「砂絵づくり」（場所：祥雲寺あずまや）

　好きな台紙を選んで作成し、作った作品は、お土産として持ち帰ることができます。

☆体験コーナー「ミニレクチャー」（場所：観察サイト）

　コウノトリの生態等について、レクチャーを通して詳しく知ることができます。　

　　　・時間　①10:30～10:50　②11:00～11:20　③13:00～13:20　④13:30～13:50（両日とも実施）

【その他】

　原則として、8:00の時点で豊岡市に気象警報（波浪、高潮警報を除く）が出ているときは中止とします。高病原性鳥インフルエンザの発生状況によっては、計画を変更する場合があります。また、荒天についても状況に応じて中止とする場合があります。