お知らせ

J0325義足プロジェクト

　J0325は2020年5月に豊岡市の人工巣塔で生まれ、7月に巣立ちました。

しかし、9月には左脚の指が腫れた状態で見つかり、11月には徳島県で左脚の半分が壊死して欠損していました。

その後、2021年1月に兵庫県稲美町のため池で、動けなくなっているところを住民が救助し、動物病院に搬送。連絡を受けた郷公園が保護しました。

　当園の松本獣医師が試行錯誤しながらリハビリ用義足を手作りし、治療に当たる様子を報道で知った「神戸医療福祉専門学校　三田校」から義足作りへの協力の申し出があり、本格的な義足製作を共同で進めていました。

　4月6日、同校教員の義肢装具士　川上先生によって製作していただいた新たな義足をJ0325に試着を行いました。リハビリ用義足より安定しているようで、安心して全体重をのせていました。今後は、微調整や素材の改良などを行っていきます。義足の改良やリハビリを重ね、いつか、応援していただける皆さんの前に出られるようになってほしいです。

作成日: 2021年4月13日 | お知らせ